↓あおり、又はあらすじ

ISBN4-19-669552-3

　天才プログラマー・中島朱実は、コンピュータを使い”デジタル・デビル”を生み出してしまった。古来、悪魔は特定の場所にしか出現できないという制約を負っていたが、デジタル・デビルは、コンピュータのオンラインを利用することで世界中のいかなる地点へも一瞬のうちに到達できるのだ。発達したコンピュータ社会は、思いもかけない新しい恐怖をもたらしたのである。
　自らが生んだデジタル・デビルによって恋人・白鷺弓子を失った中島は、この恐るべき敵との戦いを決意するが……。
　コンピュータ時代のニューウェーブ伝奇ＳＦシリーズ、ここにスタート！

ISBN4-19-669558-2

　デジタル・デビルは”ロキ”だけではなかった！中島が作り上げた降魔プログラムを利用し、黒魔術師イスマ・フィードは、最強の悪魔”セト”をデジタル・デビルとして呼び出してしまったのだ。
　人類の叡智を集めた”退魔プロジェクト”は、果たして”セト”を葬りされるのか？そして再会もつかの間、愛する弓子を”セト”に奪われた中島の新たなる戦いの結末は！？いま舞台は、東京から漆黒の宇宙空間にまで広がる……。
　高度なコンピュータ社会が生んだ恐怖と、天才プログラマー・中島朱実の壮烈な戦いを描くニューウェーブ伝奇ＳＦ、堂々の第２弾！！

ISBN4-19-669576-0

　セトの死が確認されてからすでにひと月が過ぎた。瓦礫の新宿に美しい歌声が流れ、若者達の間からその歌声の主”セイレーン”を教祖とする教団が生まれた。増大する”聖セイレーン教団”……陰で操る”魔王（ルシファー）”。一方、セトの下僕”ラルヴァ”に取り憑かれた室町らは殺戮を繰り返す。
　熾烈な戦いを終え帰還した朱実と弓子に忍び寄る新たなる魔の手。恋する二人は安らぎを求め、飛鳥へと旅立つが…！
　ニューウェーブ伝奇ＳＦシリーズ第３弾”転生の終焉”。いよいよクライマックス。朱実と弓子に安らぎの時はあるのか？二人の運命に最後の幕が降りる…！？

ISBN4-19-669629-5

　　１９９Ｘ年。近未来の東京。道路にはリニア・モーターカーが走り、イグドラジルという木が茂る、環境汚染のまったくない世界。だがそこは魔族ルシファーによって実質支配されていた。しかも特別区と呼ばれる新宿東口周辺は、魔族により、完全に無法地帯化し、人間はまるで獣のように扱われていた。
　大和の神であり、カエルの姿をしたタニグクによって転生復活した白鷺弓子を追う十字軍。ひょんなことからその十字軍のメンバーに加わった主人公、北明日香は、その特別区に、同級生の木戸礼子や神父とともに潜入するのだが……。

ISBN4-19-669642-2

　白鷺弓子を追いつづける主人公、北明日香は彼の所属する十字軍へ寄せられた情報により、かつて飛鳥と呼ばれていた大和特別区に潜入する。弓子はそこの白鷺塚に封印されているというのだ。じつは白鷺塚は、黄泉の国への入口でありその付近は中島朱実が招喚した魔族ロキの長子、ナリが支配していたのである。
　明日香が苦闘の末、白鷺塚に到着したころ、ナリの義理の妹でありその非情の美しさから氷界の女王と呼ばれるヘルも、黄泉の国を支配すべく大和特別区に進出する。魔族同士の骨肉の争いに明日香も巻きこまれるのだが・・・。

ISBN4-19-669649-X

　飛鳥・白鷺塚を通じて黄泉の国へ単身潜入した主人公・北明日香。彼はそこで大和の神々に次々と出会う。一方黄泉の国が、実は太陽系の一惑星であることを解明した氷界の女王ヘルと、彼女の乗る帆船ヨルムンド号は、巨人族の指揮のもと、宇宙空間を抜けて黄泉に到着する。大和の神々と魔族は黄泉を舞台に激しい戦いをくり広げる。
　そんななか、明日香も自分は大和の神の一族であると告げられ、自分が神か、人間かわからぬまま争いに巻きこまれていくのだが……。
　旧シリーズの人気キャラ・ケルベロスも復活、シリーズはますます盛り上がりを見せる。

ISBN4-19-669661-9

●前巻までのあらすじ
　１９９Ｘ年。近未来の日本。道路にはリニア・モーターカーが走り、イグラドジル（イグドラジルの誤植！）という木が茂る、環境汚染のまったくない世界。だがそこは魔族ルシファーによって実質支配されている。大和の神によって転生復活した白鷺弓子を追う十字軍に、ひょんなことから加わった北明日香は、魔族支配の実態を知り、敢然と戦いを挑む。そして彼は、弓子が飛鳥・白鷺塚に封印されることをつきとめる。実は白鷺塚は黄泉の国への入口だったのだ。その黄泉の国では魔族と大和の神々の戦いがくり広げられ、明日香も自分が大和の神族であることを悟り、争いに巻きこまれていく。

●裏表紙
　黄泉の国から脱出できないままでいる北明日香と木戸礼子の眼前で、恐るべき力を持つ祟徳上皇の霊がよみがえってしまった。霊・ストクを止める力は誰にもない。さらにストクは中島朱実の亡骸に取りつき、朱実復活のきっかけも作ることになる。
　一方、魔族に支配されている日本では、その実体が一般の民衆にも知られはじめた。パニック寸前の民衆。そして魔族はついに神と一戦交えるというのだが……。

ISBN4-19-669656-2

●前巻までのあらすじ
　１９９Ｘ年。近未来の日本。道路にはリニア・モーターカーが走り、イグラドジル（まだ直ってない誤植）という木が茂る、環境汚染のまったくない世界。だがそこは魔族ルシファーによって実質支配されている。大和の神によって転生復活した白鷺弓子を追う十字軍に、ひょんなことから加わった北明日香は、魔族支配の実態を知り、敢然と戦いを挑む。そして彼は、弓子が飛鳥・白鷺塚に封印されることをつきとめる。その黄泉の国では魔族と大和の神々の戦いがくり広げられ、明日香も自分が大和の神族であることを悟り、争いに巻きこまれていく。さらに恐るべき力を持つ妖帝ストクまで復活。魔族と神々はついに一戦交えることになるというのだが……。

●裏表紙
　黄泉の国でもがき苦しむ北明日香と木戸礼子に、ようやく救いの手がさしのべられる。あの白鷺弓子が正気をとり戻し、彼らの守護神として立ち上がったからだ。
　一方、魔族の長ルシファーは、ついに神と一戦を交える決意をし、ストクをも味方にひき入れようとしていた。
　黄泉の国では弓子とヘルが最後の死闘を演じようやく決着がつく。しかし地上では魔族と神が日米両国を利用して決戦を迎えつつある。

ISBN4-19-900005-4

●前巻までのあらすじ
　１９９Ｘ年。近未来の日本。道路にはリニア・モーターカーが走り、イグラドジル（結局直らなかった誤植）という木が茂る、環境汚染のまったくない世界。だがその日本は、魔族ルシファーによって実質支配されている。
　一方、アメリカ合衆国は天使長ガブリエルが、ジョン＝クォーク副大統領になり変わって国を統べていた。
　大和の神によって転生復活した白鷺弓子を追う十字軍に、ひょんなことから加わった北明日香は、魔族支配の実態を知り、敢然と戦いを挑む。米国は陰ながら十字軍を支援するが、対する魔族は恐るべき力を持つ妖帝ストクを味方につけ、神＝米国に、まさに侵略を開始せんとしていた。

●裏表紙
　ストクによりひきおこされた混乱を静めようと天使長ガブリエルが躍起になっていたころ、ワシントンでは核爆発がおこり、市内が全滅してしまう。それは魔族ルシファーの第一妃リリトが独断で落としたものだった。これを契機に魔族＝日本と神＝米国はついに全面戦争に突入。世界中に戦禍は拡大、東京もついに核攻撃を浴び、神の予言どうり、地は滅びる。しかし、わずかに生きのびた人の中に、転生した中島朱実もいた……。